怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

日本の政治荒廃は更に進む

この国は、ペテン師が支配する国となってしまった。

ウソつきこそが高く評価され、正直者が蹴落とされることを是とするような論調が蔓延る国だ。


国民新党亀井静香代表は、党内の謀反によって、代表の座を追われたのである。今朝の読売新聞では、記事でも社説でも、このことを問題視してはいなかった。むしろ、解任は妥当であり、増税に反対する立場の人間なのだから、代表を降ろされても当たり前だ、みたいな主張であった。


民主党が政権奪取して鳩山総理が誕生した後、君子は豹変せよ、みたいな意見が新聞によく出ていた。例えば普天間基地問題で、選挙前に県外移設を党首の公約として掲げていたのを、選挙が終わったのだからさっさと変更せよ、といったものだ。いとも簡単に前言を翻せ、というわけである。これを続けると、結局のところ、国民は何を信じて投票すべきなのか、という問題が生じる。

投票の判断は、公約を実現するであろうということが期待されるから1票を入れるのであって、そういうのが全て「出たこと勝負」「全く当てにはならない出まかせ」「本当は正反対の約束」なんてものばかりであれば、どうやって選べばよいのか?


結局のところ、国民の為に政治をやっているのではない。

国民の懐から、金を掠め取る為にやっているのだ。
特定の誰かの為に、特定の連中の願望を実現せんが為に、やっているのである。


だから、国民には「口出しするな、だが、金だけは出せ」ということなのだ。
税金は払え、だが、大衆は政治的願望など必要ない、ということだ。政治に何かを要求したり、意見を言うと、それは「ポピュリズムだ」と都合よく拒否されてしまう、ということになるわけである。

一体、誰の為に政治を行うのか?
多くの国民が望んでもいないようなことをやり、逆に実現して欲しいことは無視する、ということなのである。

だから、国民は失望し、信頼をしなくなるのである。


いい加減にしろ。