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打ち上げ失敗に終わった北朝鮮〜魔の”13日の金曜日”

北朝鮮は、とても頑張った。
海外メディアに公開してまで踏み切ったわけで、何が何でも成功させたかった、ということであろう。

しかし、いかんせん日が悪かった。
不吉な日を選んでしまった(笑)。
こういう時には、やるべきではなかった、ということではないかな。

まあ、非常に高価な打ち上げ花火に終わってしまった、ということでは。


日本の対応についても、あれこれと批判が出たようである。
別にいいけど。
期待してないし。
官邸の対応とか、何をやろうとしていたか判らないし。


それはいいとして、北朝鮮の大失敗に学んで欲しい方々がいる。
そう、世界中から睨まれている、イランだな。


無用なところで、ヘンに頑張り過ぎると、自らの罠に陥り、しっぺ返しを食らうことがある、ということだ。

時には、退く勇気も必要、ということ。
打ち上げ実施を頑張り過ぎなければ、世界中に失敗を見られて、恥をかくこともなかった。

成功した場合の成果にしても、思ったほど大したことがない上に、失敗すると国内的に大きく損失を蒙る。北朝鮮の技術力がそれほど過大評価されてきたとも思えないが、今回の失敗とて「まああるね、北朝鮮の力量だからね」くらいで、格別な驚きというものがあったわけでもない。失敗しそう、というのが事前に含みとしてあった、という程度のことだ。多くの評価者から「やっぱりね」という声が上がっても当然の結果ということだ。


その程度のことを、世界中に見せつけようと張り切り過ぎて、失敗を招いたわけである。

だったら、最初からやるべきではなかった、ということだ。
やった場合の成果よりも、失敗の損失の方がはるかに大きかった、ということだ。


イランもこれと同じ道を辿ると、無駄な損失を蒙るばかりではなく、相手側にポイントを与えることになる、ということは頭に入れておくべきであろう。


蛮勇よりも、撤退する勇気の方が必要なこともある、ということである。