怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

東京第五検察審査会の矛盾を暴く

これまで資料を探せていなかったのをお詫びします。
多くの方々のご努力により、貴重な資料が集まっていたようです。

こちらがよくまとまっています。
http://wamoga.web.fc2.com/


支出負担行為即支出決定決議書>http://civilopinions.main.jp/items/%E6%AD%B3%E5%87%BA%E6%94%AF%E5%87%BA%E8%A8%BC%E6%8B%A0%E6%9B%B8%E9%A1%9E%EF%BC%99%E6%9C%88%EF%BC%91%EF%BC%94%E6%97%A5%E5%88%86.pdf

出欠表>http://twitdoc.com/upload/nobuo_ikoma/-.pdf



昨日見つけたのが、こちらの資料。

森ゆうこ議員ブログ資料>http://my-dream.air-nifty.com/siryou/files/2011.6.30PT%E8%B3%87%E6%96%99.pdf#page=15



まず、いくつか問題点を上げてゆきます。
事件票>http://my-dream.air-nifty.com/siryou/files/2-sinsazikenhyou.pdf


審査事件票では、審査回数が7回、10月4日を入れて8回となっていますが、まとめの出欠表ではもっと多くなっています。9月28日の開催は疑問ではないかと思われます。讀賣新聞記事でも、慣例として「隔週火曜日開催」とされていたので、順当にいけば、
7/13 、7/27
8/10、8/24、8/31
9/7、9/14
10/4
と考えられるわけである。当初、隔週ペース、その後毎週とスピードアップしたらしい、というのが新聞報道記事だったわけだ。


ところが、まとめの出欠表を見ると8月4日、9月28日が追加されていた。
この日は、審査会議が開催されなかった、ということになる。別々に審査委員が別な作業に従事していたと?本当にそんなことがあるのだろうか?
審査会長を選出する会議であってでさえ、会議開催にカウントされているはずなのに、だ。8月4日は、宣誓式を他の審査会と合同で行っている可能性があるだろう。だから定例の火曜開催ではなかった、と。その同じ日、別室では審査会議が開かれていた、と?先に就任していた2群の審査委員たちが会議を開いていたと?
それは無効だろう?審査会長選出も済んでないだろうし。


審査補助員の吉田弁護士に9月中に支払われた旅費は、9月14日と、他1日である。その日は、14日より以前であるはずだ。森ゆうこ議員の資料(p15)にあった請求書から、そう推測される。吉田弁護士は9月28日には旅費を請求していなかったか?
それとも、会計の〆日の関係上、翌月請求となったと?
嘘くさいな。請求書が9月28日付で、640円だったわけだが、当日来ることが分かっているのに、何故?




それから、まとめの出欠表に書かれている6桁の数字だが、これは多分、同一人物を指定するような数字ではないのではないか。
出欠表の左端に『111571』『119644』などの数字が書かれており、これが『債主内訳票』での黒塗りを回避されている「氏名または名称」欄の数字に一致しているから、人物特定の数字と看做したのだろうと思う。

まず、請求書を見る。右肩端には、3桁の数字がある。ハンコだ。これは出納書類の綴りの通し番号であろう。全部で382枚ある、という意味だ。

で、その下の方を見てゆくと、きちんと6桁の数字が印字されている。これは手書きでもなく、ハンコでもない、機械的な印刷(印字)である、ということだ。

これは、恐らく、請求書の書式に共通する単なる「通し番号」ではないか、というのが当方の推測だ。よく領収書発行などでも、店によって領収書の通し番号が印字されている場合がある。これと何ら違わない、ということだ。
どうして、このような請求書の通し番号になっているかというと、入力ミスや支払い漏れなどのチェックをする際の、処理用の数字だから、ではないか。恐らく、『請求書』の書類作製を印刷会社に出すとかで、番号が自動発行で打刻された状態の書式になっているか、コンピュータで印字する際に自動印字されるか、というような数字ではないだろうか。

更に、吉田弁護士への旅費請求書でも、やはり番号が打たれていたからだ。『132047』という数字になっている。

なので、6桁の数字は、審査会の審査委員を個別に識別する番号ではない、ということだ(実際、森ゆうこ議員への開示資料中でも、審査委員の識別は4桁の数字が充てられていた、p5、p6)。


※8/3追記:
5、6ページの会議録(出欠表)の4桁の数字は、「130000台」とか「110000台」とかの、先頭2桁が外された数字で、下4ケタが便宜的に印字されていたものでした。
なので、審査委員の個別の番号というのと同じ意味合いということになるかと思います。



この数字の傾向としては、続き番号にはなっていないが、大雑把には近い数字が印字されている傾向がある。吉田弁護士の請求書は9月28日だったので、番号がやや進んでいるから、大きい数字、と(約1700くらい)。
だが、奇妙な現象も観察される。
この数字がやけにかけ離れている請求書が存在する、ということである。

まとめの出欠表にある『133566』というのは、吉田弁護士への9月28日付請求書番号『132047』よりもはるかに大きい(まさか、この人が例の平均年齢訂正の謎に関係する37歳の人?笑)。

書類の番号の性質から考えると、請求書の紙束があるとして、これを、ランダムに掴み取って使用するということにしている場合、数千とか1万とか、大きく外れた番号の紙って、あんまりないんですよね。ごく、稀に紙束が切れて、次の紙束を取り出したら、もの凄く遠く離れた番号だった、ということもあるかもしれないけれど、同じ日の請求書作成なのに、片方が『110000番』台、もう一群が『130000番』台、というのはどうしてかな、と。


普通はですね、時期が近い時、似た番号になりがち、という推測ができるわけですよ。これが大きく時期のずれがあったりすると、若い番号の請求書は多分残ってないとか、発見できないといったことになるだろうから、どうしても一つだけ突飛な番号の請求書くらいしか残ってない、というようなことかな、と。
だから、『133566』の人は、9月28日以降に請求書が作成され追加されたのではないのかな、それは例の平均年齢の疑惑が持ち上がって以降なのではないのかな、ということである。


番号が大幅に離れていると、例えば6月と9月といった定期開催の審査会議での請求ということだと、まああり得るんじゃないのかな、という話である。

ところで、森ゆうこ議員へ開示された資料では、支出決定決議書(p7)のハンコが全くないのですね。黒塗りにしたんじゃなく、真っ白、なんだよね。これは、どうしてなのかな?再度印字して出したということですか?

開示資料は、どっちが先なのか判らないんですが、右肩の数字(348)のハンコが押されていることから、本来コピーを取って、黒塗りで出すはずなのに、ハンコの欄が真っ白というのは決済前の書類だったということですかな?ヘンですよね。
この開示資料は、全く別々に作成されたものだ、ということは確実である。「348」のハンコの位置関係が異なるから、だ。


それと、森ゆうこ議員への開示資料での会議録簿(p5、6)が全く新たに印字されたのも、謎だ。元の資料をコピーして部分的に塗りつぶさず、書式も何もかもが全く別の資料を「わざわざ作成」しているのだ。
何故、こんなことをしたのか?
元の資料をコピーすると、何か重大なことがばれるからか?(笑)


まあいい。10月の吉田弁護士の旅費の請求書を開示請求するといい。
これで出席日数が判明するだろう。その請求書を見てみたい。そうすれば、かなり謎が解けるから。どなたか、開示資料をネットに公表してもらいたいです。


それから、審査事件票の2回目という資料ですけれども、これも欄外の記述が消えているので、別に印字しなおされた可能性が高いと思います。
右肩に、

 平成22年○月分
 東京地裁管内
 東京第五検察審査会
 追番号(△)

と必ず印字されています。


なのに、2回目という資料には存在しません。追番号は、通し番号になっているはずなので、9月14日議決、というのが存在していないのです。
そもそも7月開催という記録はありません。8月は4日、10日、31日、9月は28日だけです。全てに議決が存在しています。そうすると、小沢事件を担当しつつ、別事件もやっていたということになりますね?
新聞やテレビ報道は、本当なんでしょうか?
何時間もそれにかかりっきり、ということではなかったんじゃないですか?
本当に7月に審査会議は開催されていたんですか?


虚偽である可能性が濃厚だと思います。