怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

アメリカのインチキ経済はどうすんの?

結局、「大きすぎて潰せない」の典型例であるアメリカについて、G20でもこれといった結論は出てないようだ。

拙ブログでも過去記事で幾度か取り上げてきたが、胡散臭いアメリカ経済統計はどういうことなのか、実態が掴めない。


12年10月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/439afd7cdf763da1706e1aeb82d0165c

このwikipediaのページは、普通の検索結果からは表示されないような設定に変えられた、ということらしい。どういうこと?
何かがバレると困るから?(笑)
何故、隠さねばならないのかな?
国民経済計算とやらが、実は後年になると数字を適当にいじって変えてしまうからですかな?

2000年の名目GDP額は、9兆8170億ドルだった。けれども、IMF統計だと最近では何故か10兆2897億ドルになっているわけだよ。おかしくね?
アメリカさまの手口というのは、この前から言っている通りに、GDP額は大きくする、財政収支赤字は小さくする、という不可思議現象を繰り返してきている、というわけだよ。これが継続的に行われた場合、GDP増大で見掛け上借金のGDP比は改善したように見えるわけだな。


貨幣価値が変わるから、とか言う理由でGDPをコロコロと変更するわけだが、国の借金の額は変わらないんだろう?
名目額以外の表記はあるのかね?(笑)


つまり、アメリカが「借金の額が云々」を言うのは、殆どがペテン師の手口と同じだ、ということである。アメリカのクズどもというのは、国の債務額を言う時に、GDP統計の貨幣価値の変更と同じく、借金の額を大きくするのかね?

要するに、アメリカさまの統計数値というのは、ほぼインチキ手口の集大成ではないのか、ということだ。実態を隠す為のペテンだ。


アメリカの借金の増加額は、今世紀に入って以降、何兆ドルだったのだ?
それは、世界経済のGDP増大分に占める割合というのは、どれくらいだ?


アメリカの政府支出は、連邦政府と州政府及び地方自治体を合わせると、6兆ドルくらいになるんじゃないのか?
少なくとも5兆ドル以下、ということではないんじゃないのか?
そうすると、米国のインチキGDP16兆ドルくらいのうち、政府支出が3分の1かそれ以上になっているんじゃないのか?
いや、別に大きな政府だと言いたいわけじゃないよ。だけど、日本の政府支出が多すぎるとか言う連中だと、ざっとのGDP500兆円のうち一般政府支出が120〜130兆円程度でしかないなら、日本の方が「小さな政府」達成済み、ということになる。


(日本の財政収支について今後考えるべきことは、in-outバランスを適切に管理するということであり、増税で元本全てを返済というのはかなり困難を伴う。当然ながら”インフレ税”を伴ったものになるだろう。いずれにせよ、フリーランチはない、の原則(笑)通り、増税ではなくとも通貨価値下落や年金受給額減額等々の事実上の負担というものを、どれか選択するということになる。)


さて、これまでのアメリカ経済というのは、債務増加による「需要の先食い」効果と、軍事部門という巨大公共事業&官製市場という非競争分野によって成長を見せかけてきた、ということだ。そして、債務増加を誤魔化す為に、ドルという通貨を世界中に供給し価値下落で借金返済を支え続けてきた、ということである。まさしく自転車操業


その出鱈目ぶりがリーマンショック以後にバレてしまうことになった、ということだろう。