「見たくないものは見ない」ナイーブすぎる小野寺大臣
まるで、恋人に裏切られた女の子のセリフみたいだな。
彼氏が完璧に浮気していたのに、「あなたが浮気してたなんて信じたくないわ」と言って自分を誤魔化す彼女、といったところだ。
小野寺大臣は、防衛大臣失格である。
こんな程度の人間が、どうして日本の安全保障を担当できるのだろうか。終わってる。大臣からして、こんな程度だから。
10年5月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/079d6198b5e4d5cba6e441fcfc190704
この中で指摘した通り、日本にとっての最大の脅威は「米国だった」というのが顕わになったに過ぎないだろう。日本の間抜け防衛大臣は「報道を信じたくない」という女子中学生みたいなコメントを発表していた。日本が受けてきた仕打ちというものについて、未だに「アメリカさまを信じているわ」と言うわけである。カマトトぶるのもいい加減にしろ、と言いたくなるわな。
まあ、彼がどうして大臣になれたかといえば、アメリカさまの指示に従い、言いなりの操り人形としての役割を果たしてこれたからであり、アメリカが現実にどういうことをやってきたかというのを知らぬはずがないだろう。自分が情報網なり工作部隊なりの一部に組み込まれていることに自覚的であるはずだから、アメリカさまのネットワークが日本の政治家と官僚に浸透していることを知らないはずがない、ということだ。
10年10月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/6c1a9fc947bdc5ad7db996b4904522be
この記事に書いた通り、情報監視が進んでいるのであろうことは想像できていたわけだから、今更監視されてたと聞かされたとて、驚くことでもないわな。ただ日本人の中にある、「甘さ」というものについては苛立ちを覚えるわけだが。当方のような「妄想記事」を書いて警告しても、多くは用心するとか警戒するということを考えたりはしない、ということだな。「アメリカさまは正しいんだ」と盲信を続けるだけなのである。
特に、日本の経済人なんかの「ぬるさ」というものを見るに、なんてユルいんだと幻滅するわけだ。産業の機密なんかが漏れてしまうとどうなるか、ということを考えていないのではないかと思える。
何故直接会って話すのか、ということについて、書いたこともある。
11年10月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/04e67e132091a0fbe29501ba242b6060
再掲しておく。
『反撃を食らった従米派及び米国は、野田政権の「真意」を確認すべく、直接確認に来ていたというわけだ。
公電なんかがバレると困る、ということで、直で会って話す、というのが一番漏れが少なく確実だから、ということがあるのさ、今の時代というのは(便利になればなったで、機器を使うのは危険なので、アナログ方式で直に会話、というとても不便な昔の方式に戻るということになってしまう、と)。
それが、パネッタ国防長官やバーンズ国務副長官来日、という、来日ラッシュに繋がった、ということだろうね。いや、勿論、表向きは色んな理由があると思うし、前から決まっていた、ということかもしれないけれど、従米派を交えて戦術確認などといった会合の一つや二つあっても不思議ではないからね。』
日本のおマヌケどもは、アメリカ側に筒抜けになっている、ということなど気にも留めない、ということさ。ま、拙ブログのような無防備状態であると、むしろ手札を見せる、というのが唯一の対抗手段ということになるわけですがね。
陰謀論と簡単に退けられてきたであろう、拙ブログの記事には、ちょっとは意味のある部分もあったのかもな、と思いたい。それが役に立たなかったとしても、だけど。
それにしても、この期に及んでまだ「TPPが日本の構造改革になる」とかいう、デマをまき散らす愚か者がマスコミ界に多くて、本当に驚くわ。日本の経済界の思考力のない連中が、同じようにTPP推進を掲げる愚かさにも、だ。本当にそれで勝てると思うか?情報力で圧倒的に劣っているのに?
麻雀で言えば、相手はこっちの手牌を全て見ているのだぞ?こっちは全く見えないのに、だ。それでも勝てる、という自信があるか?
そういう人間だけが、TPPだ、グローバル競争だ、と言っていいぞ。果たして、そんな経営者がどれほどいるかな?
なんておめでたい連中なんだ。