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【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

ネットバンキングをやってない銀行からのメール

銀行のHPなんかで、よく注意を喚起されているのが、フィッシング詐欺のようなやつだ。


これまでお目にかかったことがなかったのであるが、あるメールアドレスにのみ、集中してスパムメールが送られてきていた。
そのメールアドレスは普段は殆ど使っておらず、受信件数が少ないが故に、怪しいメールが送られてくると、それが集中することになるので一目瞭然となるのである(笑)。



送り主は、一応「三菱東京UFJ銀行」となっていた。
しかし、どうせニセモノであろう。

何故なら、当該銀行でネットバンキングはやっていなかったから、である。
ログインできないのに、パスワードを記せ、とか、そういうのは有り得ないからである。



でも、日常的に用いている銀行から、そうしたメールが来ていた場合、果たしで疑わないでいられるだろうか?メールを開いた途端に、感染してしまったりはしないのだろうか?


ちょっと不安になる。



まあ、参考になった。
12月の25日くらいから、数日おきに何通も送られてきていた。

本人認証とか、本人確認メールだとか、認証サービスとか、いかにもありそうな表記で送られてきていた。


1月の20日頃でぱったりと止まっていた。
どうしてなのかは、不明だ。

送り主のネグラが警察に踏み込まれたりしたか、捜査の手が及んできたので、諦めて逃げていったのか?

ちょっとよく分からない。

が、全部で15通くらいは来ていた。
怖かったので、中身は開いて確認はしていない。


間違いなく犯罪目的のメールだろうから、危険性だけ考えるなら開かない方がいいかなと思って。
送ってくる人たちは、どういう基準で送信先を選んでいるのだろう?

アドレスをどこからか買うのかな?

どうして、ぼくのような利用してない人間にまで送ってくるのだろう?
住所録か何かが、そこまで完備していないものだったからなのかな。


ま、バカだな、というか、マヌケだな。
ネットバンキングを利用してない人間にとって、引っ掛かるはずのない罠なのだから。



そうか、全部で100万人くらいに送ると、利用者が10%いれば10万人が対象者となる。そのうち、まんまと罠に引っ掛かりそうな不注意な人が0.01%いても、10人から巻き上げることが可能となる。メガバンクだと、口座保有者は1000万人とか2000万人くらいいても不思議ではないような気もするし。


この戦法は、「振り込め詐欺」だか「母さん助けて詐欺」なんかも同じだな。
65歳以上高齢者が約27%存在し、このうち引っ掛かりそうな人が0.01%よりも厳しい水準で千人に一人だったとしても、2.7万人もターゲットが存在してしまうことになる。



なるほどねえ。