怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

金融庁は恣意的処分を繰り返すのか

東芝の会計問題では、未だ監査法人に対する金融庁側の姿勢が見えない。


かつて、ライブドア事件の時には、あれほど刑事事件にしていったのに、だな。
そもそも、監査法人とて社会の歯車の一部でしかないから、事情があるのかもしれないが。


かんぽの宿ですら、まともな監査なんてできてなかったわけで。

12年11月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/6c8f0ce5618fbdc3953c1a30e1fff721


オリンパス事件しかり、東芝の件もしかり、監査機能がどの程度「効いているのか」というのは、分からないわけだな。

09年7月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/326b7577db499492391ebfa5590a95be


日経記事より:

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ07IG7_X00C15A9TJC000/


(一部引用)

会計不祥事で、証券市場の信頼を守る「番人」たる会計監査の在り方も問われる。東芝の第三者委員会は、同社が問題発覚を免れるため新日本監査法人に事実を隠蔽していたなどと指摘した。だが今回の不適切会計は長期間にわたり、決算訂正額も大きい。新日本は過去に会計不祥事を起こしたIHIやオリンパスも担当していた。「なぜ見抜けなかったのか」との批判も出ている。

 金融庁公認会計士・監査審査会は新日本の監査などに落ち度がなかったかどうかを精査し、必要なら新日本の処分を金融庁に勧告する方針。オリンパス事件で金融庁は新日本と、あずさ監査法人に対して業務改善命令を出した。

 公認会計士の自主規制機関である日本公認会計士協会も新日本の本格的な調査を始める。担当会計士などを聴取する。
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中央青山は解体となってしまったわけだよ。

06年>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/e449e800d33f3212d90a38e033d7bc36


ホリエモン潰し、ライブドア叩きというのは、必要悪だったとでも言うつもりか?


その後、日興、三洋と粉飾決算が問題になったわけだが、監査法人なり監査役に厳罰など食らってないわけだ。
これで、東芝のような事件でも何もない、となれば「国策捜査」的に、金融庁は相手を恣意的に選んで事件を作り上げているんだ、ということになりかねないのではないか?


公認会計士への信頼性はどうなのか?
あるいは、金融庁の手法というのは、どうなっているのか?


今回の楽天銀行の件にしても、金融庁検査なりを適正に行っているのかどうか、金融庁の不作為が問題にされうるだろう。行政の監督責任としてどうなんだ、という話である。