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陸山会事件で秘書に有罪判決〜裁判所の能力に疑義

判決内容が詳しく分からないのですが、一部の報道から、虚偽記載の理由が示されていたようです。

産経新聞の速報(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110926-00000553-san-soci)では、

東京地裁が26日言い渡した「陸山会事件」などの判決は、収支報告書の虚偽記入の動機について「原資が明らかでない小沢一郎元代表からの借入金4億円の原資などをめぐり、マスコミから厳しい追及を受ける事態を恐れて隠蔽しようとした」とした。

という判示だったようです。


「原資が明らかでない4億円」について、隠蔽しようとした、ということなんですか?
小沢の持ってた4億の出所を勘繰られるから、というのが理由ですか?


本当に、そんなストーリーを考えたと?
だったら、平成16年時点での小沢からの借入金4億円と記載してること自体が、ヘンということになるのではないか?
銀行借入金とかの記載にしておく方が、「小沢の4億円」ということを隠せるでしょう?

なのに、どうして小沢からの「借入金4億円」を記載したんですか?
これも隠蔽する為と?(笑)


それと、17年以降でも18年以降でもいいんですが、小沢への返済金というのが、数千万円とか億単位で記載されていたりすると、それはどう思いますかね?

当該年度に借入金というのが発生していないとしても、「小沢に返済金 ○億円」とかあったなら、これを見た人間は「ああ、小沢は金を数億円も貸していたんだな」と一発で分かろうに。これが分からない、とでも思ったのか?
裁判官というのは、ホンマもんの●●なんですか?

虚偽記載事件の最も重要というか、核心部分が「動機」であるはずなのに、説明としておかしいだろうよ。


元々の起訴事実がどういう部分についてなのか詳しく知らないけれど、銀行借り入れのこととか、取引全部が完璧に記載されていなかったということなら、小沢の借入金4億円を隠蔽したことと、直接的には繋がらないのではないのか?
それなら、小沢の借入金を全く何処にも書いてない、ということなら意味はあるかもしれないが、そうじゃなかったんじゃないの?

これが日本の裁判所のレベルか。
よくよく考えた結果で、この程度なのか。

ワケがわからん。

水谷建設の金を渡したという日時はいつなのだよ?
その事実認定は、いつなの?
で、小沢が金を貸したとされたのはいつ?

小沢の原資がどこから、というのを気にするのであれば、水谷の金が来たとされる後、ということなのでは?


判決文を読んでみなけりゃ、早計には言えないけれども、ヘンな判決理由なのではないかな、とは思うね。
ほら、よく目にする「トンデモ判決」って言葉があてはまりそう、な予感。


参考記事:今の「小沢まつり」について〜政治資金規正法違反疑惑