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【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

財務省はFX予算を削減せよ

本当にどうしようもない連中が、この国の防衛を担っているということなのであろう。まあ航空自衛隊幹部には、例の「タモさん」みたいなアレげな人がいたくらいですから、推して知るべしではありますがね。


http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK804694620111220

[ワシントン 19日 ロイター] 米国防総省は、日本政府が航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)に米ロッキード・マーチン(LMT.N: 株価, 企業情報, レポート)が主体となって開発しているステルス戦闘機F35を選定したことに歓迎の意を表明した。

 国防総省は日本政府の発表を受け、「F35プログラム関係当局は日本とパートナーシップを強化し、アジア太平洋地域全体の安全保障の強化に貢献することを楽しみにしている」とする声明を発表した。


予算案で止めるか、民主党で止めるか、くらいしかないでしょうな。だが、それはかなり困難ということになるわけだ。大臣とか閣僚なんかの決定権限なんてものは、単なるお飾りに過ぎないというわけだから。まさに戦略なき国家、特定者利益優先の政治であり国防であることを露呈したということであろう。


また喩え話で書いてみますか。

野デブがペン太ゴンに「おい、お前、ちょっとこっち来てみろや」と呼ばれました。「いい店に連れてってやるぜ、お前も楽しめ」と無理矢理連れ込まれました。そこは単なる「ぼったくりバー」でした。ペン太ゴンに「お前、金払っとけよ」と脅されました。いや、とっても優しく言われました。けど、目はマジで殺し屋みたいな目で睨んでいました。彼は引きっつった笑みを浮かべていましたが、目の奥底では「テメー、死んでみるか」と雄弁に語っていました。払わないとどうなるか、一目瞭然でした。
野デブは仕方なく言いなりになることを選びました。すると、ペン太ゴンは言いました。
「センキュー、センキューべりまっちょ、これからもまた一緒に店に行こうな、楽しみだぜ、イェイ」

そんな感じです。


国防総省は開発が滞っていて困っており、まず予算が足りなくて、このままだと本当に頓挫しそうだ、ということで、兎にも角にも日本に「金よこせ、さっさと資金供給をしろ」と迫ったということです。共同開発参加国の英豪なども金を出すというわけでもなく、今後の進展次第では「このままじゃ、購入できんかもな、そんときゃ、諦めだな」という残念ムードが漂っていたわけです。

このままでは、本当に開発計画そのものが挫折してしまい、永久にお蔵入りになってしまいかねない。それだけは、何としても防ぎたい、と。金づるの日本をどうにかしばき倒してでも、計画に「引き込まねばならない」、と。そうすれば、他の参加国も諦めを回避してくれるであろう、と。要するに、「パトロンが付いたよ」という「見せ金効果」が日本の役割ということである。

要するに、そんだけ。で、購入価格は向こうが決める。円高だから、どんだけふっかけても「シメシメ、ラッキー」ということなんだよ。1機6000〜7000万ドルとか言ってたのも、出まかせ。「ああ、思ったより開発予算がかかっちゃったみたい、だから、1機150億円ね」みたいに、後でいくらでも高値をふっかけることが可能、ということだ。それは、国防総省への「日本の約束手形」みたいなものであり、しかも額面の書いてない「白紙の小切手」みたいなものなのである。


日本の空幕幹部は、後年の負担のことなど心配なんかすることもないのだ。今さえよければいい、ということ。自分の今の立場、利益さえ守れるなら、日本の国のことなど「どうだっていい」というような連中ということである。F35でもいいなら、オレが画用紙に戦闘機の絵を描いて、「ハイ、1機40億円ね、これで日本の空を守ってね」と言ってやろうか?オレの絵とF35の実質的違いはあるか?ないだろう?

それでも防空体制には支障ない、ということなのだから、予算はいらない、と表明したも同然だろうよ。


機種選定は寄生虫どもの勝利となってしまったわけだが、これを止める方法は予算カット以外にはない。


ロイター記事の国防総省の発表を翻訳してみましょうか?

「日本へのタカリを強化し、アジア太平洋軍の軍事費ぼったくり強化に貢献できることを楽しみにしている」

すごーく、一般人にも分かりやすく言い換えるとね、次のようなことです。

国防総省は以前から日本に対して、「さっさと金持ってこい、バカ野郎、言われた通りにやってりゃいいんだ」と脅してばかりいたわけですわ。ゲーツが日本にやってくる度に、「もっと払えや、ボケカスどもが」と凄まれておった、と。これに加担する売国「地頭クラス」が国防総省をバックに威張りまくってきた、と。

今回のF35選定でも、やはり「開発の遅れは日本が金を出さないと解決できない、開発予算が限られてきたせいで、進展してこなかったんだ、だから、日本が加入してくれさえすれば、一気に進むことができるし、配備の目途も立つ」とか、色々とうまいことを言われて、その気にさせられ煽てに乗せられて、「これに決めました」と言わされたんだよ。
断ればどうなるか分かってるな、普天間が止まっている今、FXでもアメリカ様の不興を買えば、我々は終わる、それがイヤならF35と言え、と。


こうしてぼったくりに遭うわけですわ。
日本というのは、本物のアホな国ですな。正真正銘の、寄生虫にとってはまことに都合のよい、おいしいカモなんですよ。

敢えてカモになりたい、と申し出る政治家たちの真意を知りたい。
謎ですわ。ワケが分からん。