怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

続々・「勘違いオヤジ」批判で悦に入る人々

別館の方に返答をもらったみたいなので、簡単に書いておく。
はやり徒労に終わる、という予想通り、くだらない展開。不毛である。


http://d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20130602/1370174370


黒人差別主義者という土俵にすりかえられたみたいですが、id:yuhko-unoは議論の出発点というものを全く無視しているか、理解していない。

それは何故か?
恐らくは批判することに熱心だからであろう。決定的な部分を指摘しておこう。当方のこれまで書いてきた記事では、自分の考え方について過去記事などを挙げて、当方の主張点について論拠を挙げてきたつもりである。だが、彼女(?、性別は知らないが恐らく女性だろう、ということでこう呼ぶことにする)は、「言われたら言い返す」だけの話しかしていない。



オヤジ批判と「若者に金がない」という問題点を広く知らしめることと、どうつながっていて、どう正当化できるのか?
過剰なオヤジ批判や専業主婦への攻撃をしていたのは、彼女自身であろう。そういう物言いが拒絶反応を生むんだよ、と言っているのに、今度は黒人差別主義者だか差別主義者だかへのすり替え。


まあいい。仮に、昭和の「勘違いオヤジ」であるところの当方が差別主義者である、ということを立論できたとして、そこには一体何があるのかね?どうだ見たか、お前は差別主義者だ、というレッテル貼りに成功したとして、それで彼女の言っていたはずの「若者には金がない」論をどう世間に知らしめ解決策を導きだすのかね?


要するに、無関係なんですよ。
彼女の言う論点など、何一つとして、立論なんかされてないわけ。オヤジ批判が「若者には金がない」論を広めるのに有効である、なんてことは、ただの一つとして明らかにはされないわけ。問題隠蔽と当方を非難していたが、隠蔽しているのは、自分自身なんじゃないですか?


もっと言えば、彼女曰く、
専業主婦っていうどうみてもジェンダー的にだめでしょってもの
ということについて、何も立論されてない。

女性が自分で選ぶならいい、みたいな意見に翻ったのかもしれないが、それなら過剰な意見であった、ということを認めて、元記事の言い方が妥当性を欠く、という自覚を持てばいいのに、それができないのだな。

専業主婦=「ダメなもの」という主張は、撤回ということでいいですかな?


それから、「家事育児奴隷」についても、彼女の主張は何ら明らかにされていない。「家事や育児という奴隷労働」をさせる為に家に縛りつけておくシステムが、専業主婦なんだ、ということでしたよね?

昭和的奴隷制時代を維持しておきたい層というのは、女性を「家事育児奴隷」にしておくだけでなく、男性を「企業奴隷(社蓄)」にしておきたいとも思っている人たち


オレのようなオヤジ層が生み出し制度化した、悪魔のような差別主義システムということですよね?だから、オレらオヤジが死滅すればそうした悪魔のような差別主義システムがなくなって女性は幸せになる、と。だったら、あと何年かすれば実現できるんじゃないかね?(笑)楽しみだな。
当方が言ったのは、家事や育児というのは尊いことなんだから専業主婦は偉い、というものだ。これに反して、彼女は「家事や育児は奴隷のやることだ」という主張をしたわけだよ。これを撤回しないのですかね?

「家事育児奴隷」は妥当な意見ですか?


最近の若年層の女性が専業主婦になりたい、と自発的に選ぶのは愚かしくも「奴隷」に自ら飛び込んでなろうとすることなのだ、という意見ですかな、彼女は。


それから「社畜」批判をしないのね、というようなことも言ってはいたが、ナンだそれ?
それは何ですか?
所謂「終身雇用制度」や「年功序列」といった労働環境について、これを「社畜」と呼ぶことにすると?
定義も判らないわけだが、雇用の安定化という点から見れば、終身雇用制に重心のある社会の方がより好ましい、という考え方を当方は持ってはいるが、会社に縛り付けられている、などという受け止め方をしたことなどない。非正規雇用拡大につながった時期より、終身雇用制が普通に見られていた時代の方が好ましいと今でも考えているのだよ(因みに当方は会社勤めをした経験はありません)。


結局のところ、オヤジ批判に逃げ込んでいるだけ、というのが、よく分かったということ。男女平等、実践したらいいですよ。


早速女流棋戦を全廃させて、男性と平等に競争させたらいい。そして、敗北した人間たちは、さっさと退出させたらいい。席に限りがあるんだから、収入が少なけりゃやっていけない、そういう社会がお望みだろうから。競馬の騎手とかだって、何だっていいですよ。男女平等で全てやってみたらいいんじゃないか?多くの女性たちが、退出させられることになってしまうだろうけど。


ああ、当方が差別主義者であるとか、論理に弱いとか、個人的資質だのをいくら攻撃してみたって、id:yuhko-unoの意見の正しさなんて、何一つとして立論なんかされてないよ。


彼女が最初にやるべきは、オヤジ批判が「若者に金がない」を常識たらしめるのに有効かどうか、を示すことだ。それとも、専業主婦がダメなものである、ということを明らかにすることだ。家に女性を縛る「家事育児奴隷」や、男性を会社に縛りつける為の「社畜」とやらが、多数の人々に受け入れられる考え方であるかどうか、そういう言説が正しいものであるということの立論だ。


ホント、時間の浪費、不毛だ。
議論以前の問題。