怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

続・新チャレンジャー「中嶋よしふみ氏」登場!

中嶋よしふみさんから、お返事来たー!
ツイート画面だと後日読みにくいかもしれないので、こちらでどうぞ。

http://twilog.org/valuefp/date-131110
(中嶋よしふみ氏のコメントを引用)

レベルの低い反論ですなあ。規制をかけるならネットが危険である証拠を規制をかける側が証明する必要があるのですよ。それが出来なかったので対面販売にまで規制をかけて対抗しただけ。


偽薬ウンヌンというのは犯罪なので警察の範疇。犯罪者に薬事法は関係ないので、今回の話とは無関係。薬のネット販売を全面禁止すればネット販売=違法な薬に出来るけどまあ無理な話


反対派のアレコレ挙げる理由の全てが「ネット販売だから」起きた問題じゃないんですよ。もうちょっとレベルの高い反論希望。あと誹謗中傷の箇所もあるので削除要請出しときます

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コメントからすると、理解力がアレなのでしょうか。
いえいえ、当方の記事の書き方が悪かったのでしょうね。


では、もうちょっと短く説明しますね。



①反対派が根拠を提示せよ


アメリカでネット販売が行われた結果、記事に提示した通りに「合法業者が3%」という事態を生じた
・このような事態が日本において起こる危険性はある
・従ってネット販売においては、販売業者規制としてVIPPS同等の水準を要望する
・販売業者規制を強化しないなら販売手段や取扱品目につき制限を課されるのも止むを得ないものと考える


参考:レモン市場>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%A2%E3%83%B3%E5%B8%82%E5%A0%B4


こちらは具体的論拠を提示していますよ。
日本が同様の事態に陥らないと考えるか、と中嶋さんに尋ねているのであるのに、反対派が証明しろ、という返答は見当違いですね。
「日本はアメリカの事例のように違法業者跋扈という事態にはならないだろう、何故なら〜」と以下理由を返答すべきところでは、ということです。


その理由が明確に説明できないとすれば、規制緩和の結果「違法業者跋扈という事態」を生じうるということを支持することになり、そのような政策変更が望ましいという意見は傍から見ればおかしいでしょう、という話ですね。



②偽薬云々について


ネット販売特有の犯罪である、なんて、誰も一言も言ってないですよね。別に旧来の対面販売においても、偽薬が販売される可能性はありえるでしょう。ただ、過去の例からすると、そのような犯罪例が多数被害を生じたという事実が極めて少ないなら、対面式販売では「少ない」と判断されるでしょう、という話である。


そして、ネット販売が日本よりも進んでいたアメリカにおいては、現実に「偽薬」横行となっているわけで(具体例としてバイアグラを提示している)、それはネット販売と旧来販売方式の比較という点において、ネット販売を増加させた結果生じ得ると推測されるというものである。
そのようなデメリットがある場合には、ネット販売推進で得られる利益と生じる不利益の比較衡量が妥当なはずであろう。つまり、本当に論理的ないし合理的判断を求めるという主張をする人であるなら、得られるであろう利益と生じるであろう不利益を並べて検討するはず。


利益が上回る、という主張をするなら、そのお説の論拠を知りたい、ということです。当方は不利益の論拠を既に提示してますよ。
利益が上回ることの立論が中嶋さんにはできないなら、根拠なき規制賛成派(※追記:間違いでした、規制賛成ではないですね、規制撤廃派が正しいです、そのように読み替えて下さいませ)と看做さざるを得ないでしょうね。



③ネット販売だから


因みに、当方は医薬品のネット販売を一律に禁止せよ、という主張をしたことなど一度もないですね。できる部分とできない部分は分けられるべき、ということです。
で、偽薬もモグリ医薬品販売業者も、ネット販売特有の犯罪ではありませんよ。上述しましたけど。そんなことは言ってない。
アクセスや実行の容易さ、といったことが論点として考えられるでしょう。


楽天の「77%割引セール」の一件にしたって、「ネット販売だから」できたというものではありませんよ。普通のデパート優勝セールでだって、実行可能性だけいえば、同じようにできるでしょうね、きっと。
中嶋さんの意見の大半は、「ネット販売によってのみ起こることかどうか」というような点をついてくるわけです。それを証明してみよ、と。別に、ネット販売だからセールの2重価格問題が起こる、なんてことは言ってない。
ネットの場合だと、実行は容易であり、被害拡散が実体アリのデパートに比べて速く広い、ということが考えられるだろう、という話です。


飲食店等でおかしな写真撮影をして、ネット上にアップした結果、それがあっという間に広まって炎上してしまうのと似ていますね。自分のアルバムに同じく写真を張り付けて、友達に見せるだけだったら、そこまで拡散はしなかったであろうことが推測される、ということです。今も、中嶋さん宛てに書いている記事をネット上に公開した場合と、家の玄関に同じ記事を張り紙をして掲示した場合では、読まれる数も拡散度合いも異なるだろうな、ということです。
いずれにせよ、当方の意見には「ネット販売だけに生じる」という主張はないので、いくら中嶋さんが「ネット販売だから起こる」と証明してみろ、とか求められても意味がありませんね。


中嶋さんが立論すべきは、例えば
「日本では違法業者跋扈という事態は生じない、何故なら〜」以下

ですね、という話を前の記事で書いたんですよ。