怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

最低賃金引き上げ提唱は反経済学的か

何と、あのFTにさえ、最低賃金引き上げの話が出ていたようだ。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39335


なるほど、賛同できる部分は多い。
なお、拙ブログにおいて、とりわけウォルマートを目の敵にしているわけではありません(笑)。参考(喩え)として取り上げたことがある、というだけです。


ここに登場>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/b485761e87c5f5c9ff2341021ada6057


直近ですと、以下の記事でマンキュー教授に異議を述べました。

13年11月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/4a179a2882353c1a11bef530d1f50816


拙ブログの以前からの主張は以下。

13年9月
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/1d9cf32bef8fc2e6a233bd2615681ae4http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/7d075f04633bdda3dc12cf77b3c3361b

09年12月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/99e9c190457dba2c705e38e02ca1da5a

10年3月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/4e58a971c25f8ec1a42eb73c608b1f0a



日本の経済学界隈には、学術的に調べる・考えるという風潮があまりないのかもしれません。実際の政策効果として、どうなんだろうな、ということを真剣に考えていない、ということではないかとしか思えません。

結論が出てもいない事柄について、あたかも正解を知っているかのように振る舞えるという、その習性(or気質?信奉者的態度?信念?)が本当に不思議。虚心坦懐に「どうなのかな」と考えたり疑問に思ったりする人というのは、登場しないということなんだろうか?


ぼくが本当に知りたいのは、現実にはどうなのかな、ということ。経済学の理屈がどうであれ、それがどのように現実に適合できるのか、だ。そして、結果としてどうなるんだろうか、ということだ。実証、ということ。それが一番知りたいのだよ。一知半解の屁理屈や詭弁なんかじゃない。


そうしたことは、研究者じゃないとできない。
当方のような、別の仕事を持つただのド素人が解明できる事柄ではない。だからこそ、経済学の研究者たちは何の為に存在するのだ、と常々言っているのだよ。