マイクロファイナンスについて、丁度目に留まった記事があったので。
>http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140411/262730/?P=4&nextArw
簡単に言うと、政策効果としては、定かではないかも、ということらしい。貧困撲滅の実証までには至らない、ということのようだ。ただ、全く無効であるということもないので、今後の取り組み次第ではないかな。
これと呼応するかのように、こちらの記事もあった。
>http://www.anlyznews.com/2014/04/blog-post_15.html#more
まだまだ研究途上、といったところか。
経済学分野では、正確な答えを得にくいというのは以前からあるので、そういう話もあるね、という程度にしておくべきか。
以前だと、生活保護をなくす、みたいな壮大な話をしていた人もいたように記憶しているが、政策導入の経済学的効果が仮にないというものであると、何を理由として政策として実施せよと主張するつもりなのか、尋ねてみたい気もする(勿論冗談である)。
12年7月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/50fff3a7ca136970f7b687a518647d1c
それよりずっと以前だが、書いた記事を挙げておく。
07年8月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3fa09ac7923f159617a0f8c2c531622d
06年からはじまった、貸金業法改正問題に関連して、色々記事を書いていたからな。
ああ、07年くらいに官製不況、とか言ってた連中がいた。
貸金の金利が下がったせいで不況になった、という理屈だな。
貸金業者の多くが利益がなくなり、そのせいでパチンコ店界隈に設置されていた無人機が撤去の憂き目に遭い、貸金業者の広告費が消滅した、というようなことだな。
だが、確実に倒産件数も自己破産件数も自殺者も減ったわけだが。
あの問題は、色々な意味で勉強になったわ。
自分が学ぶことができたと今でも感謝している。
そして、卑怯者たちというのは、どういう連中なのかも学ぶことができたのである。