怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

更に続・マレーシア機撃墜事件の謎

先日の続報です。


http://mainichi.jp/select/news/20140728k0000e030187000c.html


ウクライナ:「これが露からの越境砲撃の証拠写真
毎日新聞 2014年07月28日 11時09分(最終更新 07月28日 13時09分)


◇米情報当局、衛星写真4枚を公表

【ワシントン及川正也、和田浩明】米情報当局は27日、ロシアからウクライナの軍部隊への越境砲撃や、ウクライナ内部で親ロシア派武装勢力がロシアが提供した重砲を使用している「証拠」だとする衛星写真4枚を公表し、対露批判を強めている。また米露外相はウクライナ情勢を巡り協議したが、主張の隔たりが大きく、早期の事態進展は難しい状況だ。

 写真はいずれも米国の民間衛星が、今月21〜26日にウクライナ東部のロシア国境地帯を撮影したもの。米情報当局の分析によると、25、26日に撮影された写真では、ロシア側に多連装ロケット砲をウクライナの方向へ向けて発射した痕跡が残っており、ウクライナの軍部隊付近にロケット砲の着弾痕があるという。23日にも同様の写真が撮影されていた。

 ロシア側からの越境砲撃について、米統合参謀本部のデンプシー議長は24日、「他の主権国家内で軍事力を行使するというロシア政府の意識的な決断」であり、第二次大戦以来のことだと重大性を指摘、厳しく警告した。

=======



うーん、アメリカさまの証拠が提出されてないよ、と22日に書いた。

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/fe820b777b76e992cb05bd418b8dac64


そうしたら、証拠画像を出してきたとさ。めでたしめでたし。
いや、偶然なのは知ってるけど、それでもねえ……疑念は拭えない。


証拠ないよ
 ↓
証拠画像のヤラセを仕込み
 ↓
カチューシャ攻撃を実行してワザと撮影させる
 ↓ 
証拠の衛星画像あったよ
(今ココ)


といった妄想が働くんですよね。
ま、カチューシャというのは昔ですけど、そういうようなもの、ということで。


どうしてそんなことを思うかって?
それはロシアの出してきた証拠と決定的な違いがあるから、です。


それは、アメリカさまの提出した画像というのは、どうして23日以降の攻撃の痕跡だったのか?ということです。

普通ならば、ロシアがマレーシア航空機撃墜の日の画像を提出しているんだから、その検証も含めて当日の証拠を出すんじゃないですか?(笑)


なのに、アメリカは敢えて「23日以降の攻撃」を示す画像だけを出しているわけだ。それはどうしてかな?
ロシアの言う航空機の配置が本当にそうだったのか、その時間帯にアメリカが捉えたという「地対空ミサイル(SA-11)発射の決定的証拠」とは一体何か、そういうのを明らかにできないはずないでしょう?


まあ、国防上の理由ということで探知能力を開示できない、ということかもしれないが、ロシアの主張を反証できる根拠なり、ロシアの主張が出鱈目だと追及できる証拠なりを出せばいいだけなのだ。
マレーシア機の信号がロストになる直前の、「ブーク発射」と主張する根拠を示せるはずだろう。それがあれば、決定的だ。決して言い逃れを許さない、ということにできる。


なのに、何故か提出されない。どうしてかな?


これは、指摘した通りに天安艦沈没事件とその後の延坪島砲撃事件の関係と良く似ているわけだ。

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/64b71be683ddafed6c0201200e594cd3

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/dde525868ff0c740a1310c308dd7acca


あの砲撃事件も仕込みでヤラセだったのではと疑っているのだが、砲撃事件を捏造したりその画像を証拠として提出することなど、造作もないこと。


アルジェリア機が立て続けに墜落事故に見舞われたわけだが、こんな偶然というのはあるだろうか?
アルジェリアといえば、BPのプラント襲撃と邦人殺害事件があったことが思い出されるが、ある地域に優秀な工作員が配置されているなら、迅速に実行してくれるに違いない。それに、無人機はどこにだっているし、実行は簡単だ。
非情の塊みたいな連中にとっては、無垢の市民など存在しないも同然。
何百人だって、簡単に殺せる。



いずれにせよ、アメリカさまは直接の証拠を一切出さず、後日談みたいな撃墜当日のことと無関係な「砲撃事件」を出してきているだけ。

マレーシア航空の旅客機撃墜を示す根拠は何ら出されていない、単なる「心証」を形成するというだけに過ぎない。ああ、法廷戦術か。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140723/k10013229191000.html