怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

続々・玉井克哉東大教授の申し開きはまだか

続きです。

13年7月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/6f386b67af6601de21a5ccc7ab224964



人間ってのは、本性ってのが出るものよのう。
勉強になったわ。


とりあえずTPP交渉の妥結宣言が出されることは、今のところ回避された。今後はまだ分からない。


が、多分今回の会合で、交渉妥結を信じて疑わなかったであろう玉井さんの心中やいかに。彼がまた色々と言ってるみたいなので、これまでの発言と照らし合わせてみようかと思う。彼の言い分が、果たしてどうだったのか?


彼は自分がTPP参加しかあり得ない、みたいな主張をしていたことを忘れたのだろうか?
主義主張を変えたのかな?


7月31日の発言

https://twitter.com/tamai1961/status/627142834655641600

それはその通りです。TPPなんて、ふつうはごく一部しか知らない。ぼくも知財関係しか知りません。TPPだけでも賛否を言い難いのに、全部いっぺんなんて無理です。


何と、『TPPだけでも賛否を言い難い』ですと?

じゃ、なに、玉井さんはTPP参加は賛成でなかったと?(笑)
反対派を徹底して非難してこなかったか?それでも、彼自身は反対だったと?
そうだとすれば、もの凄い「愛のムチ」だな。ああ、ムチはムチでも、玉井さんのはあれか。

過去には、こんなふうに言っているみたい。


12年5月18日>https://twitter.com/tamai1961/status/203670869833302016

この局面で、消費税とTPPと再稼働に取り組んでるわけだからね。「どれも当然じゃん。できない方がおかしい」という声が聞こえてきそうだけどね


TPP交渉参加について「できない方がおかしい」と。


13年2月27日>https://twitter.com/tamai1961/status/306961282383364096

同右。 RT @ryoko174: 安倍政権がTPP交渉参加を、短期間で抵抗勢力を抑えて決められたことは、良い方向で私の予想を裏切ってくれました。意思決定に何年もかかった民主党と対照的な印象


支持率の高いうちにやっちまえということで、安倍総理が交渉参加を宣言したことについて、支持を表明と。


いずれも、玉井さんはTPP交渉参加について、明らかに「肯定」の立場である。否定する発言など見られないわけである。
一方で、「TPPの賛否を言い難い」との主張は整合的か?そうは見えないわけだが。


更に、奇妙な発言がある。

13年2月22日>https://twitter.com/tamai1961/status/305169084285333504

仮にTPPの内容が著作権保護期間の延長のみであったとすれば、加盟すべきでないでしょう。しかしそんなことは、もちろんありえない。賛否は、他の項目についての内容との相関で決せられるべきものです。


賛否は、他の項目についての相関で決せられるべきもの
そう断言してますね。オヤ?
彼は交渉について、情報開示なんかできるわけがない、と福井弁護士や小倉弁護士などにも言ってたはずだ。

12年12月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/ad0bfc5e37244063269f30df508d60b3


玉井さんの主張をまとめると次のようになる。

ア)TPP交渉参加はできない方がおかしい
イ)TPP交渉参加を決めた安倍総理を当然視
ウ)賛否は他の項目についての相関で決まる
エ)普通は一部しか知らず、自分も知財しか知らない
オ)交渉内容は開示できない


彼の主張に従えば、国民には賛否を表明する機会すら与えるべきでない、ということではないか?
ウ)で言うように、他項目との相関でしか賛否を決めようがない場合、全部を見なければ「賛成も反対も言えない」ということにしかならない。
オ)から全部を見ることなどできない(秘匿義務が課せられている)のに、賛成も反対も決められず意見表明できないものがTPPということ。こんな変なものを押し付けられても、国民は困るだけ。あれか、知財専門家とかじゃないと、意見を言わず黙っとけとか?(笑)


こうした手口は、怪しげな宗教や金融商品の勧誘とそっくりだ。
内容をよく見せて欲しい、検討したいので判断材料を開示・説明して欲しい、と言っても、「いやいやダメだ、契約後4年は秘密だから」見せてもらうこともできない、と。詳しい説明なんかできないよ、詳しく言うと他の人が決まらなくなっちゃうから、と。


また、自分は「知財しか知らない」のに、どうして参加は当然、の結論を導き出せたのだ?他項目との相関なら、交渉参加が当然との判断には至らない。しかも事実上参加後の離脱なんて、できないでしょう?
アメリカとの合意に達して、各国との妥結に至った協定について、批准できないと突き返せるほどの強硬姿勢を、日本が貫けるとでも思っているのか?


今日の読売朝刊では、日米間の交渉は「ほぼ決着」の見通しであり、それは日本側は米国からの要求の多くを受け入れた、すなわち「米国の言いなり」に近い姿ということではないのかな?自動車部品の関税とかトラック類の関税が、日本側の要望水準と合致しているとでも思っているのか?大笑いだわ。


玉井さんの言い分は、屁理屈にすらなっていないんだよ。
続けよう。


https://twitter.com/tamai1961/status/627147518632026112

USTRの担当官がこう言ってましたよ、といったら「そんな根拠がどこにある。いい加減なことを言うな」「お前だけ密室で情報を入手したのか。けしからん」などと非難されて、辟易しましたがね。その分野の研究者の取材を「密室の情報収集」なんていうのか、何も教えてやるもんかいと思った。


交渉参加国でもない、報道機関の記者でもない一介の研究者に対し、USTR担当官が「他国との交渉内容について教えてくれた」、と。そんなリークが米国では認められているんですかねえ?
研究者の取材って、そんなに政府高官まで、ただの学者を相手にしてくれるもんなの?


何も教えてやるもんかいと思うのは自由ですが、玉井さんの役に立つかどうか不明の「お説」を聞かされたって、TPP参加の是非の判断には、こっちは「知財バカ」じゃないんですから、あまり役に立たないんじゃないですか?


それに、拙ブログでは「教えて」なんて思ったことはただの一遍もないわ。そうじゃなく、「害悪になるような言説を垂れ流すのは控えてほしい、いや、止めるべきであろう」ということを求めているわけで、そもそもこっちから願い下げなんだわ。




12年12月10日>https://twitter.com/tamai1961/status/277790083564838912

なお、TPP交渉に当たる合衆国通商代表部(USTR)は国内法に抵触する条約を締結する権限を持っていないので、米国が交渉当事国である限り、米国法に反する事柄がTPPによって締約国に義務付けられる可能性は、絶無です。 RT @SI_kyotoNH @Hideo_Ogura


一般国民は情報開示の壁に阻まれるから、テキストを見たわけでもないが、報道内容からすると、新薬のデータ保護期間をUSTRが12年と要求しているらしいが?拙ブログでも、取り上げたことがあったわけだが、玉井さんのその後の言い分はどうしたのかね、という話だわな。


俺様は知財スペシャリストであり、USTR担当官から聞いた確実な情報源を元に断言しよう、「絶無です」

みたいな話ですか?で、今の心境、見解は如何?w


参考ブログ記事:
13年3月
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/c6b11e6ffb270dbc957811d79c97c904

http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/070233680c81c2dc6483550fe9923e9b



また、著作権非親告罪化について、どう言っていたであろうか?


12年12月10日>https://twitter.com/tamai1961/status/278024485809053696

念のため申すと、現行著作権法のまま単純に親告罪でなくすことに、私は反対です。しかし米国が締結してきたFTAにそんな条項はないし、TPP交渉でも彼らは要求しない。だから「著作権侵害罪の非親告罪化」ことは、TPP交渉に参加しない理由になどならない。枯れ尾花を幽霊と見て怯える類です。


米国が締結してきたFTAにそんな条項はない
TPP交渉でも彼らは要求しない
枯れ尾花を幽霊と見て怯える類

ここまで豪語しておきながら、要求は非親告罪化だったんじゃないの?そして、それを日本が受け入れたというような報道があったんじゃなかったか?反対派が枯れ尾花を見たなら、玉井さんが見たものって何?

こういうのを何て言うか、東大の偉い知財の専門家とか称している学者先生の弁護士さんは、知らないらしい(愛の”ムチ”って便利だな)。


嘘つき?
妄想癖?
それとも、煽動者?
デタラメ論者?
(笑)


彼がどうして非親告罪化を「これだけは止めるべき」みたいに、しゃかりきになっているかと言えば、自分の宣言した「彼らは要求しない」をひっくり返されるから、ではないのですかな?(笑)


よくもまあ、これほど自信満々でTPPについて知り得る機会を持たない人々を欺けるもんだね。


豪語癖のある、こういう連中は、本当にどうにかならんのか?


交渉内容を知ることすらできないのに、反対を言うなとか、アホか?
政策決定過程を最も舐めてるのは、アンタではないか?


アメリカではTPPなんて、全く騒いでない、問題になってない、だと?
現実を見ない、知らない大先生ってのは、楽でいいな。アメリカのTPP反対声明を出してる団体や自治体等の存在を知らんのか?


玉井さんの言に従えば、これまでの経過はどう表現できるだろうね?


12年9月17日>https://twitter.com/tamai1961/status/247878687045853184

あんなことを議論していたのは何と平和なことだったか、と回顧するようになったとしても、私は驚きません。原子力発電所の再稼働とか、TPPとか、オスプレイとか。 RT @ryoko174 なるほど。似ていますね、、、


今もって、TPPは交渉妥結せず、再稼働も止まったままですが、何か?
どうした、回顧してみろよ。折角だから、言っていいぞ?


安倍総理民主党時代と違って、電撃で交渉参加を決めたのが素晴らしかったのに、あれから3年経ってるが成果は見えず、その体たらくは何故批判してないのだろうね?参加決定まで1年ちょい揉めたのを非難するなら、その倍以上の期間をかけ、担当大臣を置いてもこのザマの安倍政権は問題ないとな?笑


玉井さんの予想は、ことごとく外れてきたみたいだが。
別に予言競争じゃないからいいんだけど、発言には信憑性・信頼性ってのがあるわな。いいなあ、トンデモ発言をしてても恥とも思わない人格者で、結論ありきの持論だけぶってりゃいいんだから、こりゃ楽ちんだ。


こういう輩は、マジ、治らないんだわ。
観察期間で、それが分かりました。


腰ぎんちゃくの人とかも、今頃、地団太踏んでるのかな?