怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

政治

豊洲問題で都が技術会議録の改竄疑惑?(共産党都議団提言追加)

今朝、たまたま『モーニングバード』という羽鳥さんのやってるモーニングショーを見てたら、スクープということで、都がHP上の会議録を9月16日になって追加資料を掲載していた、ということが明らかになったそうだ。 また、毎日新聞も同様の改竄疑惑を報じて…

総括的検証が必要なのは日銀だけなのか

色々と話題を提供しているBOJですが、散々な言われようというのは可哀想ではありますね。 だったら、アベノミクスの初期から、アベ政権に徹底して批判するべきだったのでは?マスコミがそんなに批判的だったというのを、当方は知らないわけだが。 3年前、拙…

シリアに罪をなすりつける米国の卑劣

シリアの停戦合意が崩れたことを受けて、安保理の緊急会合が要請されたらしい。米露の非難合戦の様相となっているが、米国が意図的に戦乱をもたらしたことを隠蔽しているに過ぎない。ことの発端は、米国の政権転覆作戦にあったことは、拙ブログにとって疑い…

福岡高裁那覇支部 多見谷寿郎裁判長の違法確認訴訟の著しい不当判決〜4

少し長いですが、判決文(p183〜184)の引用をします(原文は改行なく一連の文章です。拙ブログの説明の為に、区分を施し先頭に記号を付しています)。沖縄県HPの知事公室のリンクから引用しました。 判決文の後半>http://www.pref.okinawa.lg.jp/site/chi…

福岡高裁那覇支部 多見谷寿郎裁判長の違法確認訴訟の著しい不当判決〜3

相手にするだけ時間の無駄な部分が多すぎて、全部に反論を書くのは辛い。意味のない論点をダラダラと並べているだけであり、無意味だ。本件訴訟での裁判長の暴論は留まるところを知らない。裁判長だから、どんなことを言っても許されると勘違いでもしている…

福岡高裁那覇支部 多見谷寿郎裁判長の違法確認訴訟の著しい不当判決〜2

続きです(午前中にメモ書きを前の記事にしてしまいました、調べものの途中だったのですみません。今は消して元に戻してます)。 3)自庁取消は可能であるそもそも論として、多見谷寿郎裁判長の判決における処分の取消権についての見解は明らかな誤りがあり…

福岡高裁那覇支部 多見谷寿郎裁判長の違法確認訴訟の著しい不当判決

辺野古違法確認訴訟 判決要旨 >http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/62573(膨大な量の文書のまとめ、有難うございました) あまりに無駄に長く、読むのが苦痛であり、時間を浪費したようなものだった。 代執行訴訟における国の主張を、ほぼ丸々引き…

続・南シナ海のICJ判決を放置する日米外交の敗北〜G20でも完全スルーされて終了

おや?中国にアベ総理は何をしに行ったのですか? G20という国際舞台で、中国の悪逆非道を訴えるチャンスを、みすみす逃したのですか? おかしいですねえ。 国際法違反なのに、誰も中国を罰しないと? 国際会議の議題にすら、挙げられないと? これを「負け…

いつも便利な北朝鮮〜爆笑の安保理「報道声明」

常々書いてきましたが、大抵の場合、都合が悪くなると持ち出されるのが、「極悪」北朝鮮です(笑)。因みに、米国諜報機関だの転覆工作部門だのが優秀なのだから、さっさと北朝鮮くらい、あっという間に崩壊させられるでしょう? リビア空爆みたいに、北朝鮮…

基地利権に群がる連中が普天間基地を悪用する

辺野古の工事が止まっているので、基地工事でカネを回せなくなってきて、切羽詰まった方々が別の工事で搾取でも狙っているのでしょうか? >http://www.asahi.com/articles/ASJ8M5JB3J8MUTFK008.html政府は19日、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の大…

多見谷寿郎裁判長(福岡高裁那覇支部)が違法確認訴訟で背負う十字架

辺野古沖の基地建設問題は、オリンピックの陰に隠れて、国民の関心が薄れているのではないかと危惧している。本日、第二回公判が開催された違法確認訴訟であるが、原告の国が主張するオウム返しの如き論点は、ほぼ全部が無意味であることに変わりは無い。>h…

南シナ海のICJ判決を放置する日米外交の敗北=中国脅威宣伝戦の大失態

また、外務省が「中国の脅威」喧伝を必死でやるように、ケツを叩かれているらしい(笑)。嘘を拡散するエリート組織の失態を目の当たりにして、仲間内で「庇い合い」でしょうか。何とも涙ぐましい光景ではないか。失敗した仲間を助けるなんて、まことに美談…

辺野古沖基地建設に係る埋立承認取消処分を巡る国の訴訟について〜2

学習能力が欠如している、安倍政権と訴訟戦略を支えているはずの法務省訟務局及び各省訟務担当官僚たちは、懲りずに無駄な訴訟を提起してきたようなので、反撃を試みることにする。彼らのような、法を悪用する立場の存在に、どうしても負けるわけにはいかな…

辺野古沖基地建設に係る埋立承認取消処分を巡る国の訴訟について(追記あり)

和解以降の計画通り、国が沖縄県を提訴することになった。>http://ryukyushimpo.jp/news/entry-321027.html 裁判での論点について述べる前に、まず、個人的感想を書いておきたい。安倍政権は、平成27年11月に代執行訴訟を提起したが、裁判での敗北が確定的…

バーナンキ来日で財務省と日銀が恐れるヘリマネ議論?

日本の経済学者が殆ど役に立たないという、惨憺たる状況になってしまっているので、当てにされるのは海外の経済学者ということになりましょうか。>http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1A02E6 <15:25> ドル105円半ばまで上昇、バーナンキ氏が永久…

前の記事に追加だけど〜外貨資産購入のこと

経済学や法学の学者って、世間知らずなのか何なのか分からないけど、一見すると他人に「そうなのかな」と思わせるような意見を言うのだが、実のところはダメダメだったり、嘘を言ってたりする。 学者ではない著名人でも、それなりに立派な肩書があっても、ト…

本当に必要な構造改革〜3 国こそ自助努力

どうも円高はつらい、という声が輸出系の大企業界隈から出ているようである。経済低迷だ、とか。しかし、円高を歓迎することができなければ、いつまで経っても「強い通貨」(笑)を目指せないでしょう。強い通貨こそが、世界の信用が高いということなのです…

本当に必要な構造改革〜2 金融取引の課税を強化せよ

金融自由化という規制緩和政策の結果が、今のような状況をもたらしたのである。これを改善するべく、リーマンショック後に世界中で金融規制の見直し作業が行われてきたはずだが、日本ではあまり議論されているようには見えない。 そこで、いくつかの提案をし…

本当に必要な構造改革〜1 蔓延するインチキ取引

※3日朝 さっき読み直してみたら、おかしなことを書いているな、という部分があったので、一部削除しました。 昨今の経済統計の信頼性の低下というのは、かなり危機的である。日本の統計処理についても、GDP統計の速報値などでは、いかがわしい操作が疑われる…

若者から金を巻き上げる奨学金制度を抜本改革せよ〜育英資金こそ必要

今の国の制度というのは、学生相手に高利貸業を営んでいるような、ある種のボッタクリ商法である。 どうしてかって? 国が借金する際には、史上最低金利で調子こいて資金調達できるというのに、一般の学生諸君には、その何倍もの高金利で貸し出して、そこか…

世界を驚かせた「UKショック」

人は、思ってもみなかったことが起こると、とても不安になる。その不安は、瞬く間に世界の市場に波及した。 東京、ロンドン、ニューヨーク、どの株式市場も狼狽売りが殺到したようだった。私のささやかな年金資産も、少なからぬ打撃を受けたのだった。 英国…

日本国憲法と第9条に関する論点整理〜12

いよいよ本丸の「戦争法」と呼び声の高い、新法を見てみよう。まず、法律名が長く、法令検索用の略称を知らない(笑)。『国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律』である。 拙ブログとしては、例え…

日本国憲法と第9条に関する論点整理〜11

少し間が空きましたが、再開したいと思います。 これからは、昨年の法改正が一体全体どういうものであったのか、という点について、見ることにします。 まず、基本的な部分で分かり易い、自衛隊法の改正から見ることにする。 自衛隊法は、自衛隊の性格を規定…

2016年参院選の野党側が言うべきこと

消費税の増税延期が発表されてしまったので、当面の手っ取り早いスローガンみたいなのは、出し辛くなった。以前に、野党共闘の戦い方として、消費増税阻止を掲げる提案をしたのだが、これが使えなくなってしまったということだ。先手を打たれた、と言っても…

アベノミクス批判で明らかになる「りふれは」の嘘と醜態

安倍総理は、増税延期を決断した。 サミットでの「リーマンショック級」を巡る危機喧伝工作の失敗とか、すったもんだが色々とあったわけである。党内でも政権内でも、波風は立とうというものだ。 ただ、結論的には消費税増税は暫くは棚上げされることとなっ…

オバマ大統領の広島訪問が未来をつくる

(シリーズで書いてきた憲法関連の記事だが、法改正後の部分を書こうと思っていたのに、色々とあって、ちょっとの間、小休止ということで。後日書きます。) 大方の論評は過ぎ去ったのではないかと思います。ずっと書こうと思っていたのだけれど、たまたま手…

日本国憲法と第9条に関する論点整理〜10

集団的自衛権について書いてみる。前回の記事では、刑法上の正当防衛や緊急避難では、自己の防衛のみならず、他人の権利を防衛しても、処罰対象とはならない(ある限度内において)ということを述べた。 これは、自衛権にいう「自国防衛」=個別的自衛権、「…

日本国憲法と第9条に関する論点整理〜9

集団的自衛権の話に行く前に、もう少し「自衛力」と「自衛権」について考えてみたい。 1 自衛隊の位置づけ昨年の法改正以前までについて、述べる。 1)「自衛力」として戦力の定義を再掲すると、①爆弾テロ防止条約4条にいう『Military forces of a State』…

日本国憲法と第9条に関する論点整理〜8

これまで、憲法9条について理解するべく、拙ブログとしての定義及び条文解釈を書いてきた。今度は、実際の議論の対象となっている点について、どういう説明ができるかということを考えてみたい。 1 自衛権と憲法前文(平和的生存権)或いは憲法13条自衛権…

日本国憲法と第9条に関する論点整理〜7

1の定義に従って、拙ブログの解釈を書いてゆくこととする。 2 憲法9条の解釈 1)1項について「国際紛争(非軍事的・軍事的紛争)を解決する手段」としては、a)国権の発動たる戦争 b)武力による威嚇 c)武力の行使を放棄する、というのが条項の規定すると…