怒りのブログ別館

【いい国作ろう!「怒りのブログ」】のバックアップです

法関係

日本の最高裁は究極のガラパゴス化

日本の最高裁裁判官たちは、横田基地騒音訴訟において、『主権的行為であることは明らかであって,国際慣習法上,民事裁判権が免除されるものであることに疑問の余地はない』と、宣言してくれた。 疑問の余地がない、と? よくもまあ、そんなことが平気で言…

在日米軍に法は全く通用しないのか〜3

2)主権免除という最高裁判決は妥当か 本項では、本シリーズ最初に取り上げた、平成14年4月の横田基地騒音訴訟の最高裁判決について考える。 再掲しよう。 外国国家に対する民事裁判権免除に関しては,いわゆる絶対免除主義が伝統的な国際慣習法であったが…

無力な日本の法曹界〜辺野古という絶望の海

これまでに、福島みずほや共産党を叱咤激励ないし鼓舞(笑)してきたが、やはり彼らには何ら期待すべきではなかった。 彼らが何故長きにわたり存在してきたのか、といえば、所詮は「ごっこ」を続けるためだけとしか思えない。わざと勝てないようにしていると…

在日米軍に法は全く通用しないのか〜2

(続き) 在日米軍は軍隊だから、「日本の法律なんて守らなくてもいいんだ」的な出鱈目が横行しているように思える。ならば、米軍というのは、全くの無法無頼集団だとでも言うつもりか?(笑) そんなわけないだろう。 米軍といえども法によって規律されてい…

在日米軍に法は全く通用しないのか

これまで、長きに渡り、日本人は騙され続けてきたのである。外務省とか防衛庁なんかの、くだらない従米派官僚たちが己の特権的地位を守らんが為に、インチキを延々と続けてきたのだ。これを支えたのが、砂川事件の判決を出したような最高裁だったわけである…

福島みずほも共産党も何故海保を訴えない?

海保が全く姿勢を変えない理由が、どうして分からないんだ?>http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-231578-storytopic-271.html 海保にいくら口で「違法だ、おかしい」と言ったところで、向こうは痛くも痒くもないんだってば。 烏合の衆が抗議したところで…

日本共産党よ、今こそ実力行使をしてくれ

共産党の方々は、勝てなくてもいい、と思っているのでしょうか? どうして、実力行使をしないんだ。実力行使とは、暴力闘争なんかではない。 強制力を働かせるようにする、ということなのだ。 国家権力相手の場合、向こうにはあらゆる強制力がある。警察権も…

辺野古の基地建設阻止〜その2.条例制定で対抗する

一番大事なのが、これです。 これまでは、国の方針に従わざるを得ない状況がずっと続いてきました。今度は、沖縄に決定権限を作り出す、ということです。その為に必要なのが、立法措置すなわち条例の制定ということになります。もし仮に、この条例について国…

辺野古の基地建設阻止〜その1.防衛省と海上保安庁を訴える(追記)

徹底抗戦の方法について考えてみました。 それを以下に書いてみます。 まず、訴えるとして、訴訟相手の特定が必要。 そこで、沖縄防衛局及び海上保安庁11管宛てに、次のような文書を提出する。 (あくまで例なので、実施する方々がよく考えてみて下さい。準…

ペテン国家「アメリカ合衆国」による辺野古蹂躙〜その7

海上保安庁よ、貴様らの権限の根拠とは何か? フロートを設置したのは、どこのどいつだ? 防衛局か?それとも、お前らか? イカサマの防衛省告示第123号の制限区域の排他性とは、どういう法律に基づくのか? えっ?日米地位協定だって? それは嘘だ。 日米地…

ペテン国家「アメリカ合衆国」による辺野古蹂躙〜その6

アメリカ合衆国政府は、日本と締結した協定において、第2水域の排他的使用により制限される、と主張する根拠は何か? 常時制限の課せられた第1水域とは異なり、「常時」ではないものの、排他的使用が許される法的根拠は何か、と尋ねているのだよ。 public …

ペテン国家「アメリカ合衆国」による辺野古蹂躙〜その5

前の記事でも指摘したが、本件の埋立工事についての手続は違法であるというべきである。 合衆国軍隊(以下、単に米軍と呼ぶ)には相応の義務があるはずである。それを考えていくことにする。 ①米軍基地内では日本の法令に従うのか?米軍が使用している基地は…

海上保安庁の辺野古沖での行為は違法である

たとえ海保が政府上層部―官邸かもしれない―直々に、当該海域を取り締まれと命ぜられていたとしても、やっていいことと悪いことがある。海保のやったことは、限度を超えている。これを放置すれば、次もまたその次も同じことをやってくることになるだろう。国…

ペテン国家「アメリカ合衆国」による辺野古蹂躙〜その4

防衛省告示第123号は、明らかに違法だ。 喩えて言えば、馬鹿な国が公海上に「この区域はオレ様が銃撃戦ごっごに毎日使うので、誰も入ってくんな」と勝手に線を引いて、侵入者を片っ端から銃殺して、「保安上の措置だ」と豪語しているようなものだ。 そういう…

ペテン国家「アメリカ合衆国」による辺野古蹂躙〜その3

詐欺政権の安倍政権とペテン国家の合衆国が、どういうふうに日本国民を騙し沖縄への暴虐を推し進めたか、具体的に見ることにする。 まず、現時点での話。平成26年8月27日>http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/index.htmlこの外務省HPは最終更新がつい…

海保よ、「刑事特別法適用だ」と答えてみろ!

海上保安庁はどうして日米地位協定2条1項に基づく刑事特別法2条の適用である、と宣言できないのだね? 昨年末から、産経新聞の報道でもあった通りではないのか。おい、どうした? まさか、ウチのような雑魚ブログ記事でも読んだか? 適用できないかもしれな…

辺野古沖第一水域に関する防衛大臣告示は違法〜海保に賠償請求せよ

海保がまた民間人を拘束したらしい。>http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-230653-storytopic-271.html 米軍普天間飛行場移設に向けた名護市辺野古沖の新基地建設工事で26日午前10時半ごろ、カヌーなどで抗議中の市民らが海上に設置された浮具(フロー…

続々・辺野古沖第一水域に関する防衛大臣告示は違法

続きです。 1)〜5)では、日本国政府の違法について見てきました。今度は、アメリカ合衆国の責任について、考えてみます。 6)アメリカ合衆国に責任はないのか前項2)でも触れたが、合衆国軍隊からの「国有財産提供のご提案」さえなければ、本件手続は…

続・辺野古沖第一水域に関する防衛大臣告示は違法

防衛大臣告示が違法であり、それを基にした刑事特別法の適用が無効であることについて、当方の主張を述べる。官報の内容を探したが、ネット上では見つけることができないなかった。全文を読みたいが、報道ベースからしか分からない。 因みに、タイトルはこれ…

辺野古沖第一水域に関する防衛大臣告示は違法

防衛大臣の告示があるから、という理由で、海保が制限区域内にいた民間人を拘束したらしいのだ。それは、ずっと以前から予定されていたものである。>http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131229/plc13122909010003-n2.hm妨害即検挙の方針、と高らかに宣…

医薬品のネット販売に関する最高裁判決〜最高裁判決文に見る劣化2

判決から時間が経っておりますが、少し気になったので書いてみたいと思います。 ”くそ判決支持者”さんという方から、別館の方に次のようなコメントがありました。「需要があるなら違法ではない」 と最高裁が言ってると思ってるのなら、あなたは日本語を学び…

まだまだ続く・原子力規制委員会に関する池田信夫の無知〜バックフィット批判

ホントに懲りないね。 池田信夫のお仲間に、元官僚の石川和男だの、東大教授の岡本孝司だのを加えてみたって、何の役にも立たっていないのではないか?(笑) 3人が語り合ったらしい番組があったようだが、見てないから知らない。 まあ、何を言いそうか想像…

竹崎最高裁長官と司法崩壊

竹崎最高裁長官が任期途中で退官するのだそうだ。 >http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014022601002088.html 日本の最高裁を頂点とする「司法」は、究極の官僚主義的腐敗組織である、ということを、存分に学ばせてもらった。 日本の多くの人たちが知ら…

またまた原子力規制委員会に関する池田信夫の無知

もういい加減、ウンザリなんだが、間違いだらけなので、書いておく。 池田は昨日のツイッターで次のように言っていた。 池田信夫@ikedanob条文をちゃんと読んでみろ。「運転開始前に認可」と書いてあるのは保安規定だけだよ。 RT @radio826 保安規定認可だけ…

法も経済学も知らぬ者〜3

原発と石綿やPCBの規制は似ている。 実際に被害を生じるまで、汚染処理・賠償コストはほぼ無視されてきた。すなわち、生産(発電)価格にそれら外部不経済のコストが反映されておらず、そうであるが故に誤った価格(=電気料金)で流通してきた、ということ…

法も経済学も知らぬ者〜2

昭和40年代まで日本でも採掘されていた石綿であるが、石綿規制が法的に行われるようになったのは40年代末くらいである。環境庁が誕生する前くらいだ。当初の管理濃度水準は、2mg/cm3だった。それが時代と共に低濃度基準へと変更されていったわけである。 同…

法も経済学も知らぬ者〜1

日本というのは、本当に不思議な国である。 間違ったことを公言し続けても、恥でも何でもないらしい。そういう人間が蔓延っていても、誰にも止められないのだ。 >http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40032?page=2 池田や安念中大教授や諸葛東大特任教授…

続々・原子力規制委員会に関する池田信夫の無知〜+諸葛宗男&澤田哲夫編

池田は、まだ原子力規制委員会のことを言ってるみたい。 で、A4の3枚くらいのペーパーに書いてあるのが「法的根拠がない!」とか吹き上がっているらしい。池田信夫は、どうせよく知りもしないで発言しているのだろうが、それに入れ知恵をしているらしい、諸…

続・原子力規制委員会に関する池田信夫の無知

4)「憲法第39条で禁じている法の遡及適用」は不当基本的に不遡及原則がある、というのは当たり前の話だ。しかし、行政が事後的に基準変更を行うことが絶対禁止行為とされているかどうか、というのは別問題である。昔にある構築物を建設したことをもって、…

原子力規制委員会に関する池田信夫の無知

また池田信夫か。 >http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51886651.html 原子力規制委員会は「設置許可」をやり直している 原子力規制委員会は「再稼動の審査」をしているのではない。くわしいことは今夜の言論アリーナで議論するが、委員会に運転許可…